「お花見弁当アート」「桜の木アート」

アートの時間では毎回学ぶ3つの約束の確認。‬ ‪1、あぶないことはしない。‬ ‪2、トゲトゲことばは言わない‬ ‪3、アートをたいせつにする。‬

‪＊ 全体的な印象＊‬ 3つのお約束を、ハキハキと自分なりの言葉で、その意味を捉えていてくれて頼もしいです。お弁当づくりは、美味しいものを選ぶわくわくからか、とても楽しそうに具材を選んでいました。アートセラピーでは、五感を働かせることを大切にしています。どんな味だろう、どんな香りだろう。様々な感覚を同時に働かせることで脳を活性化させます。お花見弁当というシチュエーションを想像することで、外の空気の解放感を感じ、癒しや発散の効果を期待しています。お弁当は、見本通りに真似をして作るのではなく「自分で選ぶ」という過程が、想像力、創造力を育みます。沢山の材料を、喧嘩なくシェアをできるようになり、思い思いに、自由な創作活動を楽しんでいる様子に、2〜4歳とは思えぬ成長を感じ、感動します！ 一人一人、個性の光る、夢いっぱいの素晴らしいお弁当が出来上がりました。お化けのお弁当は、食べるとお化けになっちゃうそうです。お菓子が入っていたり、ハンバーガーが入っていたり、一人一人の物語がとても素敵です。おうちでも、是非、どんなおかずななのか、食べるとどんな気持ちなるのか聞いてみてください。予測は立てず、批判はせず、語るままに、どうぞ、受け止めてあげてください。アートに正解不正解はありません。今日は、一人一人、自分のお弁当の発表をしました。自分のお弁当についてしっかり語ることができ、お友達のお弁当についても、興味を持って質問ができます。それは、今後どんな場面でも必要な、素晴らしい力ですね。以前は、前の子が「ピザ」というと、つられてピザピザピザと続いたものですが、しっかりと自分自身のアートについて語れるようになり、成長を感じます。

桜の木アートでは、大胆に手形を押して、思い切り発散しました。教室の中にも綺麗な桜が咲きほこっています。